2014年03月28日

GM欠陥放置問題、米政府の裁定どうなる? トヨタは“袋だたき”だったが…


3月26日7時0分配信 SankeiBiz

 米自動車最大手、ゼネラル・モーターズ(GM)が乗用車の欠陥を約10年間にわたって放置した問題を巡り、米政府の対応に注目が集まっている。

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 2009〜10年に起きたトヨタ自動車のリコール(無償回収・修理)問題で、最終的に過失がなかったトヨタを“袋だたき”した米政府はGMにどんな厳罰を下すのか。それとも米国にとって自動車産業は“聖域”だけに、甘い裁定となるのか…。

 ■欠陥を10年間放置。死者数は300人!?

 「米国にとって自動車は譲れない産業で、GMは最も重要な企業の1社だ。それだけに問題の行方を注視している」。日本の自動車関係者の1人はこう話す。

 GMは、2月に03〜07年型の小型セダン「シボレー・コバルト」など計7車種162万台のリコールを公表。点火スイッチの不良によって走行中にエンジンが停止したり、エアバッグが作動しないなどの不具合だが、GMは01年に事態を把握したとみられ、10年以上にわたって放置していたことが分かっている。

 この問題では31件の事故が発生し、13人(後にGMが12人に訂正)の死亡が報告。GM側は「推測」と否定しているが、米消費者監視団体の自動車安全センターの調査によると、今回のリコール対象車による死者数は303人に上るとの数値もあり、不具合を放置していたという点で重大な問題に発展しつつある。

 しかも、今回の放置問題を受け、再調査を実施したところ、08〜14年型の多目的スポーツ車(SUV)など約175万台で不具合が見つかっており、米自動車最大手とは思えないずさんな品質体制が明らかになっている。

 ■似て非なる日米企業のリコール

 今回の騒動で、約5年前に米国で起きたトヨタの品質問題が蒸し返され、「トヨタ問題の再現」と報じるメディアもあるが、前出の関係者は「似て非なるものだ」と言い放つ。

 米国でのトヨタのリコール問題では、トヨタ車で発生した急加速事故について米運輸省などは「エンジンを制御する電子スロットルに原因の可能性がある」と主張。10年2月には豊田章男社長が米下院の公聴会に招致されたほか、リコール台数は実質700万台(全世界)に達し、「品質のTOYOTA」と評価されてきたトヨタブランドが失墜した。

 しかし、その後の調査でトヨタ車には問題がなかったことが判明。リコール問題の渦中、トヨタ車の所有者は「運転するのをやめるべきだ」と述べ、トヨタ株を急落させた当時のラフード米運輸長官は過失がないと分かると「娘にトヨタ車は安全だと薦めた」と手のひらを返し、自動車関係者をあぜんとさせた。

 ■「虎の尾を踏んだ」トヨタの悲劇

 「あの問題はトヨタが虎の尾を踏んだために起こったことだ」。自動車業界に詳しいアナリストはこう指摘する。

 年間120兆円以上といわれる自動車業界。1890年代にヘンリー・フォードがガソリン式自動車を開発以来、自動車は規模の大きさもあり、米国にとって最重要の産業と位置付けられてきた。TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)交渉で、米国が自動車関税で日本に譲歩しないのもそのためだ。

 しかし、08年にはトヨタが世界販売台数でGMを抜き、初めて首位に。同時にGMが経営危機に陥ったこともあり、「08年は米国にとって屈辱の年だったに違いない。

 そこで始まったのが“国策”といえる国をあげてのトヨタだたきだ。この問題では米メディアの捏造(ねつぞう)まで飛び出す始末だった」(自動車アナリスト)。

 リコール問題に揺れた2年間で、米国でのトヨタの販売台数は低迷。トヨタに過失はなかったものの、同問題による集団訴訟が長引き、イメージが低下するのを避けるため、トヨタは約940億円の和解金の支払いを決めた。

 また、3月19日には「情報公開が不十分だった」という問題で、トヨタは米司法省に1200億円を支払うことで和解が成立している。一連の問題では、トヨタの大規模リコールという事実はあるものの、米国による“トヨタいじめ”が世界中に知れわたったことも間違いない。

 ■GM問題はトカゲの尻尾切りで終了?

 「同じ問題のようにとられたくない」。トヨタ関係者がこう話すように、作られた“過失”で叩かれたトヨタに対し、GMは不具合を確認していたにもかかわらず、10年近く放置しており、その罪は比べようもないほど重い。

 同問題では隠蔽(いんぺい)工作が組織的に行われていたか、否かが焦点となっており、米上院が経営陣を対象に公聴会の開催を求めており、米司法当局も調査を開始しているという。

 死者数が10人以上にのぼり、不具合を10年間も放置するという内容も悪質なため、「米政府も厳しい姿勢で調査を進め、バーラ最高経営責任者(CEO)も公聴会に呼ばれるかもしれない」。

 ある自動車ウオッチャーはこう述べた上で「米政府が公的管理下からようやく脱したGMを再び奈落に突き落とすようなことはしない。『組織的な隠蔽はなかった』というお約束のようなトカゲの尻尾切りで問題は終息するだろう」と推測する。

 米全土に“GM叩き”が吹き荒れる−。そんな日はまず来ないだろう。

《SankeiBiz 編集部》



感想
2008年の年間の世界新車販売台数で、それまで77年もの間トップに立っていたGMが、リーマンショックの直撃で悪化していた経営状態が関係してか、トヨタに世界一の座を奪われた。翌年にGMが経営破たんし、新生GMが発足する。東日本大震災の影響に加え、GMの業績が回復したことなどによって、11年にトヨタは3位に転落するも、12、13年と2年連続で世界一になる。

一見すると、トヨタの世界一の座は安泰のように見えるが、GMのトヨタとの販売台数の差は年々、縮まっていて、そう簡単にはいきそうにもないのである。たとえば昨年の販売台数では、トヨタが998万台のところGMは971万台と、その差は3%にも満たない。しばらくはトヨタとGMとのチキンレースが続きそうだなと、これまでは思っていた。


そんな時に目にしたのがこのニュースだった。これはVWからも目が離せないなと、驚いたのだが、昨年のVWの販売台数をしらべてみて、さらに驚いた。なんとその数970万台と、GMの971万台と、わずか1万台しか変わらないのだ。いよいよ三つ巴の様相を呈してきた、世界の自動車業界。カーマニアの間では今年はどこが世界一になるか、賭けるのがブームになるかもしれない。




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2014年03月14日

【ケータハム セブン160 発表】セブン史上最も環境性能の高いモデル


3月12日10時0分配信 レスポンス

ケータハムカーズが日本でも発表した『セブン160』は、軽自動車規格で登録が出来ることのほかに、軽量化によるハンドリングや、環境性能が向上するという特徴を持つ。

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ケータハムUKチーフコマーシャルオフィサーのデイビッド・リドリー氏によると、日本での軽自動車規格に合わせるために、「前後のフェンダーをこれまでのセブンより、小さいモノに変更した。これにより、軽量化にもつながった」という。

また、スズキ製の660ccターボエンジンを搭載することが、今回の開発の核であったが、シャシーについても、「ステアリングラックの搭載位置は、この車両のステアリングフィーリングがより良くなる場所を探して、そこに装着するようにした」とハンドリングへのこだわりを話す。

リドリー氏は、「660ccというセブン史上最も小さいエンジンを搭載してはいるが、セブンとしてのパフォーマンスやハンドリング特性は失っていない」と強調。さらに、「スチールホイールや、非常に細いタイヤ(155/65R14)を装着したおかげで、“ノスタルジックなスリル”を味わえるクルマに仕上がっている」と述べる。

環境性能においても、「スズキの3気筒エンジンのおかげで、歴代セブンの中で、最も効率よく、環境にも優しいクルマに仕上がった。二酸化炭素の排出量は走行1kmあたり、114g。燃費は1リットルあたり20kmとなっている」とリドリー氏。

「このセブン160は都市に住んでいるユーザーが街中でも楽しんでもらえる完璧なクルマで、週末には郊外にドライブに出かけるにも非常にいいクルマだと思っている」と語った。

《レスポンス 内田俊一》



感想
世界でもっとも古典的なスポーツカーであるケータハム(ケーターハムと表記されることも)・セブンに、軽自動車仕様の『セブン160』が登場する。スズキ製の660cc直3ターボエンジンの搭載や、リアフェンダーの幅を狭くするなどにより、軽自動車規格に適合させた。

セブン160の値段は394万2,000円と、普通の軽自動車より200万円以上、いや、ヘタをすると300万円以上も高い。これはもうセレブの軽自動車だ。ライバルは軽スポーツつながりで、2015年に発売されるダイハツ・次期コペン、ホンダ・S660か。そんなセブン160は、4月1日に販売が開始される。




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2014年03月07日

【ジュネーブモーターショー14】アルファロメオ 4C にスパイダー コンセプト…2015年
市販へ


3月4日21時45分配信 レスポンス

イタリアの自動車大手、フィアット傘下のアルファロメオは3月4日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー14において、『4Cスパイダー』の「デザインプレビュー」を初公開した。

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同車は、アルファロメオの新しい小型2シーターミッドシップスポーツカー、『4C』に加わるオープンバージョンを示唆したコンセプトカー。アルファロメオは2015年初頭、4Cスパイダーを量産に移すと発表。今回のジュネーブモーターショー14では、そのデザインスタディを披露している。

注目のルーフは、コンベンショナルなソフトトップ。これは、クーペ版では895kgという4Cの超軽量ボディに、オープン化に伴う重量増を抑えるための選択だろう。アルファロメオによると、クーペの4Cからの重量増は、およそ60kgになる予定だという。

イタリアのアルファロメオ・スタイル・センターが手がけたオープンボディは、クーペと異なる部分がある。具体的には、ヘッドライトとアルミホイールが新デザイン。オープンカーに不可欠なロールオーバーバーは、カーボンファイバー製とした。

パワートレインはクーペの4C譲り。排気量1750ccの直列4気筒直噴ガソリンターボエンジンを搭載する。トランスミッションは、6速デュアルクラッチの「TCT」。前後重量バランスは40対60とし、 0-100km/h加速4.5秒、最高速250km/hのパフォーマンスを実現する。

また、二輪レース最高峰のMoto GPに、排気システムを納入しているアクラボビッチ(Akrapovic)が、4Cスパイダーのエグゾーストシステムを開発。チタン&カーボン製のセンターエグゾーストは、ボタン操作により、パフォーマンスの向上やサウンドの変化が楽しめる仕様となっている。

《レスポンス 森脇稔》



感想
クーペの『4C』は、ヘッドライトが変わっていて、あまりいいとは感じなかったのだが(ヘッドライト以外のボディ全体のデザインは、妖艶ですばらしいと思う)、4Cスパイダーはヘッドライトが普通ということもあってか、なかなかカッコいい。

気になるのは、4Cスパイダーとおなじく、2015年に生産が開始されるマツダとフィアット(アルファロメオの親会社)が共同開発するという、アルファロメオの新型オープン2シーターとの差別化だ(ちなみにそのモデルは、マツダでは新型ロードスターとして発売される)。




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