
5月18日11時0分配信 レスポンス
スバル(富士重工)が4月中旬、ニューヨークモーターショー14でワールドプレミアした新型『アウトバック』(日本名:『レガシィ アウトバック』)。同車の公式映像が、ネット上で公開されている。
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新型アウトバックの開発においては、スバル独自のクロスオーバーコンセプトを徹底的に磨き上げ、進化させることを目指した。同時に、さまざまなフィールドでの性能を極めるだけでなく、デザインについても、アクティブなライフスタイルのパートナーにふさわしい力強さと、高い質感を追求。スバルのクロスオーバーモデルの最上級車種に求められる、あらゆる進化を盛り込む。
フロントマスクは、ヘキサゴングリルやヘッドライトが新型レガシィと共通イメージ。ボディ下部のプロテクションパネル、大型フロントフォグランプ、ルーフレールはアウトバック専用装備だ。また、圧倒的なロードクリアランスもアウトバックならでは。新型のボディサイズは、全長4817×全幅1840×全高1680mm、ホイールベース2745mm。
搭載エンジンは、セダン同様、2種類。2.5リットル水平対向4気筒ガソリンエンジンは、最大出力175hp、最大トルク24kgmを発生。中速トルクを上げ、実用域での扱い易さや軽快な走りを追求した。米国EPA(環境保護局)認定高速燃費は、14km/リットル。3.6リットル水平対向6気筒ガソリンエンジンは、最大出力256hp、最大トルク34.2kgmを引き出す。両エンジンともに、トランスミッションは「リニアトロニック」と呼ばれるCVTを組み合わせる。
駆動方式はシンメトリカルAWD。滑りやすい路面などで、エンジン、四輪の駆動力、ブレーキなどを最適に統合制御し、悪路走破性を引き上げる「X-MODE」を装備。下り坂での低速走行を維持するヒルディセントコントロール制御も採用し、ドライバーの安心感を高めた。
スバルの米国公式サイトが公開した新型アウトバックの映像では、新型のタフな走破性能がアピールされている。
《レスポンス 森脇稔》
感想
アウトバックはシカゴモーターショーで発表された、新型『レガシィ』のクロスオーバーSUV仕様である。
アウトバックは、日本では「レガシィ グランドワゴン/ランカスター」とも呼ばれ、1995年に初代モデルが発売された。新型モデルは5代目にあたる(参照リンクを表示)。ワゴンベースのクロスオーバーSUVの元祖ともいえ、同種のモデルは他に、ボルボ『XC70(公式リンクを表示)』、かつて日本でも販売or限定販売されたことのある、アウディ『オールロードクワトロ(参照リンクを表示)』など。
記事を考えるのにあたって、いろいろ調べていて、今はじめて知ったのだが、新型レガシィのラインナップは、セダンのB4とアウトバックのみで、ツーリングワゴンは設定されないらしい。レガシィの代名詞的モデルであるツーリングワゴンが、消えてしまうのは寂しいが、その役割は、国内市場ではレガシィの実質的な後継モデルといえる、『レヴォーグ(公式リンクを表示)』に受け継がれることとなった。

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