2012年03月05日

日産、「ダットサン」復活か 新興市場に投入の見通し


3月4日11時46分配信 ウォール・ストリート・ジャーナル

 日産自動車が1980年代半ば廃止した小型車「ダットサン」ブランドの復活を検討していることが明らかになった。低価格ブランドとして新興市場に投入する見通しだ。

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 事情に詳しい関係者によると、新興市場では、日産の主力ブランド「ニッサン」は初めて新車を購入する消費者にとって価格が高すぎるため、現地で生産・販売する低価格車としてダットサンの復活を検討している。

 ダットサン・ブランドは1932年に日本で発売が開始され、58年には米国に上陸した。70年代から80 年代にかけて、B210など同ブランドの低燃費小型モデルが米消費者から支持された。車好きの間では280Zに人気が集まった。しかし、80年代半ばに、ブランド名は「ニッサン」に統一され、ダットサンは車名として使用されなくなった。

 日産はその後、米国市場向けの高級車ブランドとして「インフィニティ」を投入したが、大ヒットには至っていない。インフィニティは欧州でも販売されているが、市場シェアはあまり伸びていない。

 2日付けの日経新聞報道によると、日産は2014年までにダットサンブランドを復活させ、年間30万台を販売する方向で準備を進めている。価格は1台約50万円となる見通しだ。同報道によると、ダットサンはインドとインドネシア、ロシアで生産及び販売を行う見通し。

 日産は今後の製品戦略についてコメントを避けた。

 自動車の新ブランド立ち上げには多額のコストと何年もの時間がかかる。低価格車では特にそうだ。トヨタ自動車は10年近く前、米国で「サイオン」ブランドを発売した。売り上げは当初こそ上々だったが、その後、先細りとなった。ダイムラーも米国で小型車ブランド「スマート」の浸透に苦戦し、欧州でもシェア拡大に苦労した。ゼネラル・モーターズ(GM)の小型車「サターン」は赤字を出し続け、後に廃止された。ただ、GMは低価格車ブランドとして欧州に「シボレー」を投入し、好調を維持している。

 自動車業界は現在、ブランドを絞り込む方向にある。GMはサターンにとともに、「ポンティアック」と「ハマー」の両ブランドを廃止し、フォードは「マーキュリー」ブランドを廃止した。

 日産はこれまで、野心的な拡大計画を描いてきた。昨年6月には、世界市場でのシェアを2017年3月末までに8%とする目標を明らかにした。日産はシェア拡大の多くの部分について、中国やインドなど、1人当たりの国民所得が低い新興市場に期待をかけている。

 日産は今でこそ、日本の自動車メーカーの中で最多の利益を稼ぎ出しているが、1990年代終盤には倒産の危機にあった。一時は、経営状態の悪さから高級車ブランドのインフィニティの廃止が検討された。その後、日産は再建を果たし、スポーツカーの「フェアレディーZ」や「GT―R」など全盛期のモデルを復活させた。

《ウォール・ストリート・ジャーナル Chester Dawson,Neal E.Boudette》



感想
 ダットサンブランドが誕生したのは、日産が設立された1933年の前年のこと。33年当時、日産は『自動車製造株式会社』を名乗っており、翌1934年に社名を『日産自動車』へ変更した(関連リンクを表示)。

 あのフェアレディZの海外向けの名称は、初代から2代目モデルまでは『ダットサンZ』を用いていた(英語ではダッツンズィーと発音するらしい。ちなみにシボレー・コルベットはコーヴェ)。北米では『Z car』のニックネームで親しまれた(関連リンクを表示)。



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posted by ゆうすけ at 18:24| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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