2012年05月25日

ワールドレポート 【緊急企画!】次期アルファロメオ「スパイダー」を予測する


5月25日配信 Car Watch

 「マツダの次期ロードスター(海外名:MX-5)のFRアーキテクチャをベースに、マツダおよびフィアット傘下のアルファ ロメオ向けオープン2シータースポーツカーの開発・生産に向けた協議を開始することで合意した」というリリースが、マツダとフィアットから23日に正式に発表された。

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 この声明には「両社の車種をマツダの本社工場で生産することを想定」という内容も含まれていたことから、日本のみならず世界中に激震をもたらした。

 そして、この正式リリースが公表されたことで、既に「ブレラ」とともに生産休止されて久しいが、現時点では新型車に関する情報が皆無に等しかった「スパイダー」の次期モデルについて、明確な指標が示されることになったのだ。

 今回のリリースによると、現在想定される次期2シータースポーツカーは「マツダ」と「アルファ ロメオ」双方のブランドから発売される予定で、それぞれ独自のスタイリングとエンジンが与えられるとされる。

 メーカーの系列や生産国を問わず、エンジンや場合によってはシャシーまで共同開発するというのは、グローバル化が進んだ現在ではさほど珍しくもないこと。これまで次期アルファ・スパイダーについては、今やフィアットの一部となった北米クライスラーから、2003年から2008年まで生産されていた「クロスファイア」用、つまり元をただせばメルセデス・ベンツの初代「SLK」シリーズ(R170系)を源流とするシャシーの供給を受けるという噂も流布されていた。

 しかし今回の発表が無事実現に至れば、クロスファイアをベースとするより遥かに本格的なスポーツカーとなるのは間違いないだろう。

 2013年のデビューが噂される次期ロードスターは、現行型より15%以上の重量軽減を目指すなど、かなりシリアスで好ましいライトウェイトスポーツカーになるのでは? と目されている。そしてこのアーキテクチャをベースに、アルファ ロメオ自慢のマルチエア1.4ターボや直噴1750TBiエンジン、さらにデュアルクラッチAT「TCT」を組み合わせるというのは、たしかに魅力的な話ではあるのだ。

 エンジン以上に気になるのが、アルファ ロメオ独自のボディスタイルが実現されるか否かについてである。コストや生産性を最重要視すれば、次期ロードスターの逆五角形グリルの代わりに、アルファ ロメオ伝統の盾型グリルを組み合わせた程度のもので済まされてしまう可能性も否定できない。しかし個性的で美しいボディスタイルは、アルファ ロメオにとっては生命線とも言うべきもの。やはり、イタリアンデザインのボディが用意されると見るのが自然と思われる。

 そこで浮上してくるのが、イタリアのカロッツェリアの盟主として君臨する名門ピニンファリーナが、2010年に発表したコンセプトスタディ、アルファ ロメオ「ドゥエットッタンタ(Duettottanta)」の存在。アルファ ロメオの創業100周年を記念するとともに、歴代アルファ・スパイダーのデザインを一手に引き受けてきたピニンファリーナが、その創業80周年を記念して製作したドゥエットッタンタは、1966年にデビューし、最終的には発展バージョンが1993年まで生産されたアルファ ロメオの歴史的名作「スパイダー デュエット(Duetto)」のデザインモチーフを現代の感覚で再現したオープン2シータースポーツの習作である。

 少なくともショーモデルの時点では、ドゥエットッタンタは明らかにFRレイアウトを意識したロングノーズ&ショートデッキのプロポーションを与えられていたのだが、これまでアルファ・スパイダーの次期モデルが登場するかどうかさえ不透明だったことから、単なるコンセプトカーに終わる可能性も示唆されていた。

 実際、筆者が2010年にピニンファリーナを訪ねた際に「ドゥエットッタンタが次期アルファ・スパイダーになるのか?」と尋ねてみたところ、広報担当者からは「是非そうなって欲しいけど……」という、曖昧な答えが返ってきた。つまりこの時点では、FRになるかFFに変更されるかはもちろんのこと、生産化に関する決定さえも下されていなかったことになるのだ。

 しかし、この発表によって次期アルファ・スパイダーの開発が正式に承認される一方、ブレラ・クーペのデザインを担当したイタルデザイン‐ジウジアーロがフォルクスワーゲン傘下に収まった現在では、ピニンファリーナがこれまでと同様に次期アルファ・スパイダーのデザインワークを手掛けると見るのは、極めて自然な観測。そして元よりFRを想定していたドゥエットッタンタのモチーフが生かされるのも、ごく自然な成り行きと言えよう。

 ともあれアルファ ロメオの新型オープンスポーツは、次期ロードスターの発売から約2年遅れとなる2015年から生産を開始することで検討に入っているという。

 ついに日本製となるアルファ・スパイダーについて、今後のアルファ ロメオとマツダの動静からは目が離せないのである。

《Car Watch 武田公実》



感想
 次期ロードスターを巡って、マツダとフィアットが提携する模様。ロードスターをベースに共同開発したオープン2シーターカーは、マツダと、フィアット傘下のアルファロメオの両ブランドから発売され、広島の本社工場で生産される。それぞれ別のデザイン、エンジンが与えられるとのこと(リンク先を表示)。

 地元マツダ、アルファロメオのファンとして、またオープンカー好きの筆者としては、この件は素直にうれしい。ただ気になることがある。両社の新型オープンカー(次期ロードスター、アルファロメオの次期スパイダー)が、生産性やコスト面を追求するあまり、中途半端なデザインになったり、ロードスターとスパイダーとの違いがほんの一部で、そっくりになったりはしないか…等々。

 これは筆者の予想だが、今回の提携の成否によっては(今は協議段階で、提携はまだ確定していない)、いずれ経営統合や資本提携に発展してもおかしくないと思う。



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