2013年04月15日

日産、北米に「インフィニティ」の工場開設を検討


4月15日10時23分配信 ウォール・ストリート・ジャーナル

 【上海】日産自動車は高級車ブランド「インフィニティ」の生産工場を北米に開設することを検討している。工場は年間少なくとも10万台を生産する見通しで、2017年に稼働を始める公算が大きい。同社は生産拠点を日本から世界中に移している。

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 インフィニティ・部門のヨハン・ダネイシン社長は14日、「われわれの直面する難題の1つは、生産上、地理的に多様な足掛かりを持っていないことだ」と述べた。

 同社長によると、インフィニティの生産拠点は現在、米国で1モデルが世界向けに生産されているほかは、日本に「完全に集中している」という。

 しかし、それが変わりつつある。同社は12年5月、湖北省襄陽市で同社の中国のパートナー企業、東風汽車と共同でインフィニティの2モデルを中国国内向けに生産する計画を発表した。ダネイシン社長によれば、それ以上の詳細が、今月21日に正式に開幕する上海自動車ショーの前後に明らかにされる予定だという。

 これ以外にも、世界市場向けの高級小型車の生産が15年に日産の英サンダーランド工場で始まる予定だ。

 日産は近年、日本の3大自動車メーカーの中で最も積極的に生産を日本国外に移している。これは、日産の円へのエクスポージャー(円高リスク)を減らし、販売する国での生産を増やして、急速に縮小する日本の自動車市場に対応しようとする狙いがある。

 円相場は最近、対ドルで値下がりしているが、11年10月に過去最高水準にまで高騰した後にようやく下がってきた形だ。円高は日本の輸出品の価格競争力に打撃を与えるほか、海外での利益を国内に環流した際の価値を低下させる。

 ダネイシン氏は北米の工場新設について、米国、メキシコ、それにカナダが候補地に挙がっているが、「まだ決まっていない」と述べ、「わたしが場所について何か言うには時期尚早だろう」と付け加えた。

 同氏は米テネシー州スマーナやメキシコなど、日産と関連する既存の生産拠点が北米の拠点拡大を「より容易にする道」を提供すると述べ、その理由として中核の自動車部品などの資源を同社の他ブランドと共有できる点を挙げた。ただし「問題はどの程度生産能力を増やせるかだ」と指摘した。

 同氏はカナダについては重要な自動車市場である米国の隣に位置しており、「魅力的な選択肢」だと述べた。同氏は「カナダは欧州と自由貿易協定(FTA)締結に向けた協議を行っており、欧州に輸出するための生産拠点になれる可能性が非常に高まっている」と述べた。

 しかし、日産本社(横浜)の関係者は、カナダという選択肢が検討されないかもしれないと述べ、「わたしは現時点で、カナダで生産ないし組み立てを行う計画をすると予想していない」と話した。

 カナダと欧州連合(EU)の貿易交渉は4年近く続いている。オランダのプラウメン貿易相は先週、EUが今夏取り決めをまとめられるとの見通しを示した。

 日産がカナダに高級車工場の建設を決定したとしても、日本の自動車メーカーで初めて建設することにはならない。トヨタ自動車が03年、オンタリオ州ケンブリッジ工場の生産ラインアップに高級車ブランド「レクサス」で最も売れている車種である、スポーツ用多目的車(SUV)の「RX」を加えているからだ。

 ダネイシン氏は今週香港で、カナダのパラディ産業相と面会する予定だ。同氏は「これは予備的な協議だ」と述べ、「わたしが評価を下す際に通常行う下調べの一環だ」と付け加えた。

 パラディ産業相の報道官によると、同産業相はアジアのビジネスリーダーたちとの会合で、潜在的な投資家がなぜ同国を標的にすべきかの理由として、カナダのインフラ、熟練した労働力、競争的な企業税を挙げ、同国に投資を呼び込む計画だという。

 ダネイシン氏は北米のインフィニティ新工場での生産が17年に始まり、生産能力が少なくとも年間10万台、2000人ほどの雇用が創出されると予想している。工場を新たな場所に設置するとなると約20億ドルの投資が必要になるかもしれないが、既存の工場に追加すれば、約半分に抑えられる可能性がある。

《ウォール・ストリート・ジャーナル COLUM MURPHY》




感想
この前の『アキュラ』に続いて(過去の投稿を表示)、今回は和製高級車ブランドのひとつ、『インフィニティ(INFINITI)』についてのニュースを取り上げることにした。

日産は生産を、国内からどんどんと海外へシフトしているようである。国内生産300万台を死守する構えのトヨタとは対照的だ。日本企業のリーダーのトヨタと、半分外資の日産とでは、そもそも考えかたが違うのかも。


ここから、インフィニティ(公式リンクを表示)の解説に入ろうと思う。

アキュラ(公式リンクを表示)から遅れること3年、2009年にレクサス(公式リンクを表示)と共に、インフィニティは日産の高級車ブランドとして設立された。北米を主戦場としながら、近年はヨーロッパや新興国などへ進出しているのは、3ブランドとも共通しているが、日本市場に展開しているのはレクサスのみ。

ブランド名の由来は、英語で「無限、無数」を意味する「infinity」からだが、綴りを「infiniti」に変更している。ロゴは「無限の彼方へと向かう開けた道」と、「富士山」を表わしているとのこと(参照リンクを表示)。

前述のように、インフィニティは高級車ブランドだが、必ずしも高額なモデルがラインナップされているわけではない。たとえばアメリカの場合だと、『GT-R』は約1,000万円するが、インフィニティではなく、日産ブランドで販売されている。

ちなみに、日産を代表するクルマといえば『スカイライン』であるが、海外では『G』の名称で、インフィニティブランドで売られている。




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posted by ゆうすけ at 23:40| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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